風邪や頭痛、生活習慣病・ガン・うつの予防改善に効く食事法!|「薬がいらない体になる食べ方~溝口徹」
2014年は自分にとって激動の1年でした。その中でつくづく体が資本だなと痛感しました。だって、どれだけ仕事ができる人でも、頻繁に風邪をひいたり病気になっていては、時間も金も奪われるし、信頼も失います。そしてなにより、健康であれば何でもできます、ほんと健康第一ですよ。。。
なので先日書いた上記の記事「食事を変えてデキるビジネスマンに!」に引き続き、新年から免疫力と食事法に関する本を読みました。
薬がいらない体になる食べ方 (青春新書INTELLIGENCE)
- 作者: 溝口徹
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2012/08/02
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 2回
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はい、この「薬がいらない体になる食べ方」は良書でした! 著者の溝口先生は栄養療法に精通されているお医者さんで、病気になったら病院にいって大量の薬をもらって飲む。頭痛や腹痛がしたらすぐ市販薬を飲む。そして効きにくくなったら量を増やして飲む。などの、薬だけに頼った治療はやめた方が良いという。薬だと副作用もあるし。
それに現代人はそもそも正しく栄養を摂取できておらず、それが原因で症状が悪化したり、薬が効率的に作用しないケースがあるという。
本書の内容に関して、個人的にはほとんど同意だった。というのも、私も大学~社会人2年目にかけて、重度の頭痛や目の奥の痛みに悩んでいたのだが3年目に心機一転して栄養に気をつけ自炊をし始めたら、症状がかなり改善した。このことから、正しい栄養バランスと食事法が大事だな・・・と痛感していたので、ぜひ本書をご紹介したい。もう少し早くにこの本と出合いたかった。
この本で学べること
・一時的に薬に頼る生活から本格的に脱却する方法
→本当にその薬必要?薬が作用するメカニズム、飲めば飲むほど効かなくなる理由
・風邪、頭痛、胃炎知らずになる食べ方
・生活習慣病を予防&対処する食事法
・うつやガンを食事で改善する最新栄養学
本書で学べることはだいたいこんな内容です。では本書を読んでの感想を!
まず薬に対するリテラシーを身につけよう
私たちは風邪や病気になるとすぐ病院へ行き、処方された薬を飲み・・を繰り返すだけ。また頭痛や胃炎になると市販薬をさくっと飲んで抑える。
でも、こんなこと続けて本当に大丈夫でしょうか?薬のことちゃんと理解してますか?(私は理解してませんでした・・・反省)
・薬は体の一部ではなく、全身に作用する
・薬を体内で代謝する際に、肝臓や腎臓に負担がかかる
・薬を飲み続けると体制ができ、薬が効かなくなる。(いざ重症って場合、効かないとなると恐ろしいですよね・・・)
・薬は飲んだ量だけ体に影響を与える
(参照:薬がいらない体になる食べ方)
一部ですが、本書には以上のようなことが書かれてます。これ理解すればするほど怖くなりますし、もっと体と真剣に向き合う気持ちになります。このことに気づくのは、早ければ早いほどいいです。詳しく知りたい方はぜひ本書を読んでみてください。
また、病気の原因は「栄養不足」にあるから、体内の栄養バランスを整えることで健康な体になるそうです。これは私自身も実体験をもって共感します。
各症状別の原因と、栄養学的な対処法を知るべし
例えば本書に、「鉄不足、糖質のとりすぎでも頭痛は起こる」とあります。これ自身の経験で思い当たる節あります。かつて頭痛に悩まされてた当時、毎日の食事は朝食はカフェで軽食、昼はコンビニ、夜はラーメン、疲れたら糖分摂取・・みたいな生活してたんですね(これ糖質過多、鉄分は皆無の生活ですよね・・・)。しかも数年間この生活。本当に3日に1回は頭痛になるし、酷いときは吐き気するし、もうすごく悩んでました。でもある時、時間に余裕ができたので自炊を始めたんですね、しかもちょっと栄養バランスを意識して、糖分抑えてビタミンや鉄分を摂取心がけた。すると気づいたら頭痛の症状なくなってました。
そういえば当時3度ほど医者に行ったけど、どこ行っても「原因不明」「偏頭痛ですかね」程度の回答しか得られず、全く解決できなかったんですよ。やっぱり自分の体には責任を持って、基本的な知識を身につけ、規則正しい生活を心がけるのが一番だなぁ~と感じます。
これ以外にも、風邪・インフルエンザ、胃炎、喘息・アトピー・リウマチ、生活習慣病(糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞など)・メタボ、うつ、がん、などに対する栄養療法も解説されているので、興味ある方はぜひ一読を!
やっぱり現代人は、糖質過多。タンパク質、ビタミン、鉄や亜鉛を意識的に摂取すべし
前の記事「食事を変えてデキるビジネスマンに!」にも書きましたが、やっぱり現代人は糖質過多だなと。これしっかり意識できてる人とできてない人では、数年後の健康状態変わりますね、ほんと。あと、タンパク質とビタミンC,ビタミンBの働きは大事ですし、鉄や亜鉛なども意識的にとりたい栄養素です。また特にEPAやDHAなどの良質な油も大事です。
最近は溝口徹さん、姫野友美さんなど栄養療法に力を入れてる人の本を読んでますが、このあたりの知識はマストですね。医者にかかる前に、予防を徹底するのが一番良いですね。体を鍛えて、栄養バランスの良い食事をする、それにより免疫力が上がってQOLが上がります。本記事に興味もっていただけましたら、以下の記事もぜひご覧くださいませ~
薬がいらない体になる食べ方 (青春新書INTELLIGENCE)
- 作者: 溝口徹
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2012/08/02
- メディア: 新書
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