【国際情勢のリアル】平和ボケから脱却せよ!世界を動かす11の原理
先日読んだ北野さんの著書「プーチン最強講義」があまりに衝撃で、面白く、勉強になったので、北野さんの最新作「日本人のしらない、クレムリン・メソッド~世界を動かす11の原理」を読みました。
今回も圧倒的に面白かった!しかも勉強になり過ぎて、頭がパンクしそう。すぐに読んでよかったです。
日本人の知らない「クレムリン・メソッド」-世界を動かす11の原理
- 作者: 北野幸伯
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2014/12/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
以下、本書を読んだメモです。
世の中の真実を見抜く眼力を身につけろ
世の中は不都合な真実で溢れ返っており、不都合な真実はその利権を握る一部の権力者に捻じ曲げられ、平和ボケした我々のもとには届きません。しかもIT化により、ものすごく変化の激しい現代において、真実を見抜くことはさらに難しくなってます。
しかし、こんな時代だからこそ、世の中の真実を見抜く眼力が必要です。北野流11の原理を理解することで、その眼力を身につけることができます。
個人も国も、自らの利益のために行動している
もちろん、自らの善意で他人の利益のために献身的に行動している人もいるでしょう。しかしながら、上司であれ、会社であれ、その利益を得るために行動しているというのが真実です。
そして、我々はその事実をリアルに認識しないといけません。そうすることで、ニュースでみる安部さんの発言、アメリカや中国の動き、その背後に隠された心の狙い=どんな利益を狙っているのか?という真実が見えてきます。
またその考え方は、ビジネスでも活かされます。交渉の際、相手の意図(=どんな利益を求めているのか?)の真意がわかるので、戦略的に話を切り出し、交渉を優位にまとめあげることができるようになります。
誰も都合の悪いことは言わない。平和ボケした人間をコントロールするなど、権力者や国家からしたら容易い
ニュースをそのまま鵜呑みにしてはいけません。その報道が、たとえ一国の主の発言からでも、本当にそうなのか?と一度疑う姿勢が必要です。不都合な真実を隠すための施策かもしれません。
アメリカがイラク戦争を起こし、フセインを処刑した際、悪の長が裁かれたような報道がありました。しかし、1)大量破壊兵器を保有している 2)アルカイダを支援している という2つの容疑をかけられたイラクですが、それらがアメリカが自らの利権を得るための、身勝手な大ウソだと知ってますか・・・!?
国家も当然ですが、自国の利益(大きくは、お金、平和を得る)のために日々ピリピリと戦ってます。そのために、国民に知られては不都合な事実は隠し、綺麗ごとを報道し、国民は騙されていることが多くあるのです。
平和ボケして、騙されていては、悔しい思いをするばかりです。
日本人の知らない「クレムリン・メソッド」-世界を動かす11の原理
- 作者: 北野幸伯
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2014/12/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書では、世の中の真実を見抜く考え方が知れます。一部の権力者に騙されないように、己を磨きましょう。勉強しましょう!!間違いなく、バイブルにしたい一冊でした。
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