日々ゲリラ日記

ヒトモノカネに縛られず、自分の人生を生き、幸せを追求するブログ

人生に迷い苦しんだ時はゲーム化すべし!人生ドラクエ化マニュアル

最近がむしゃらに頑張ってはいるけど、なんだかハッピーじゃない。そう感じたので、本書「人生ドラクエ化マニュアル」を読んだ。

 自己啓発に関する本はもう数百冊以上読んでるので、もう自己啓発本には正直興味ない私ですが、「人生ドラクエ化マニュアル」はなかなか面白かった。人生を楽しむ為の方法を、これほど具体的に、しかも体系的に解説している本はあまりないのでは?しかも本質を突いている。「人生を楽しむ為の攻略本」という言葉が適切かも。人生に迷った時、なんだかモヤモヤする時、弱気になった時、など本書をパラパラめくって解決策を見つける。そんな使い方をしたい。

以下、本書で気になった箇所をメモ。

人生の闘いを「苦痛」から「快感」に変えるには人生のゲーム化が使える

生きることがしんどいと感じるのは、闘うことを「苦痛」と感じるから。人生をゲームとして扱い、ゲームをやってる時のように闘うことを「楽しい」と感じられれば、ハッピーになれる。だってゲームやってる時楽しいじゃん

ゲームを構成する3大要素

ゲームとは目的を達成する為のルールに基づいた敵との楽しい闘いである。つまり、ゲームを構成する三大要素は、「目的」「ルール」「敵」なのである。

例えばスーパーマリオでは、目的:ピーチ姫を助ける、ルール:マリオ内のゲームルール、敵:クリボークッパなど。

なので、人生をゲーム化して楽しむ為には、人生に「目的」「ルール」「敵」の要素を入れればいい。

人生を楽しむ為の、熱くなれる夢もってるか?

ゲーム化する上で大事な「目標=夢」これが一番大事。本書では、「ワクワクして動きたくてうずうずする夢」が大事とある。また人生の目標はゲームと違って自分で設定できる。なので、他人の夢ではなく、自分の夢を設定しよう。そしたら、体が勝手に動き出す。

楽しく敵と闘う方法を知る

楽しい闘い方を知らなから苦痛になる。人生の敵の特徴は2つ。

1)目標を設定したら、敵が自動生成される

2)気づいたら敵が協力者になる(人生の醍醐味)

そして、人生ゲームをおもしろくするには、ゲームの難易度調整が大事。それは、目標を大、中、小と設定すること。そしたら、大ボス、中ボス、雑魚と自動で生成されるから、それをコツコツクリアしていくだけ。その調整も自分でする

人生ゲームのルールを知る

ゲームを制すには、ルールを知るべし。ルールの詳細が気になる人は、本書を参照してほしい(全部は書けない)。ここでは個人的に気になったルールを抜粋。

負けても増える経験値ルール

敵と戦えば、勝っても負けても、途中で逃げても経験値は増える。このルール大事。だから、死なければ失敗してもいいから挑戦したもん勝ちなんだよ。やって失敗しても途中で棄権してもいいから、やって経験値あげてレベルアップしたほうがいい。

これちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」にもあったな。あれこれ考え過ぎてもわからんのよ。結局やってみて、市場からフィードバック(経験値)もらって、それをもとにまた挑む。それの繰り返しでしか、成功にはたどり着けない。

 想像は現実とズレるルール

実際にやってみないとどうなるか分からない。マジでそう。だから思いついたら、すぐやる!これがベスト。これしかない。

あと、やるときに湧いてくる「プライド」「見栄」「世間体」「体裁」はすべて邪魔。最速で「無視」コマンドを使って瞬殺しよう。時間の無駄。

何度でも挑戦できるルール、何度でも選択肢を増やせるルール

ゲームと違って人生ゲームは何回でも挑戦できるし、そのうち一回でも成功すればいいし、選択肢も自分でいくらでも増やせる。なので、バッターボックスに立ち続けて振り続けたモノ勝ち。

勝てる土俵で戦えるルール

これも人生ゲームならでは。どの土俵で闘うかは自分で決められる。だから自分に有利な土俵で戦おう。有利な土俵なら勝てる確率も上がる。

 

「人生ドラクエ化マニュアル」名前はちょっとふざけてたけど、内容はしっかりしていて実践的だった。さすがはスクエニのゲームデザイナーだけある。

 

 

 

 

 

 

片付けは魔法の力!人生にとって大事なことが見つかる?

つい最近話題になった「人生がときめく片付けの魔法」を読みました。この筆者「近藤麻理恵」さんは、アメリカの雑誌TIMEで「世界に最も影響力がある100人」に選ばれました。この人の片付け理論めちゃくちゃすごいです。すっかり片付けのもつ魔力に魅了されました!

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

ちなみに、facebookけんすう@kensuu)さんが、近藤さんの話をしているのをみて知りました。

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片付けをすることで、自分にとって一番大事なことが見つかる!

まず、片付けに関して本書から気になったワードを一部ご紹介します。

片付けをしたあと、仕事も家庭も、なぜか人生全般がうまくいき始めるのです。その人の考え方や生き方、そして人生までもが劇的に変わってしまうのです。

 

一言でいうと、片付けをしたことで「過去を片付けた」から。その結果、人生で何が必要で、何がいらないか、何をやるべきで何をやめるべきかが、はっきりとわかるようになるのです。

散らかすという行為は、問題の本質から目をそらすための人間の防衛本能です。片付けをして部屋がさっぱりきれいになると、自然と自分の気持ちや内面に向き合わざるを得なくなります。目をそらしていた問題に気付かされ、いやがおうでも解決せざるをえなくなる。片付け始めたそのときから、人生のリセットを迫られるのです。そしてその結果、人生が大きく動き始めていきます。だから片付けはさっさと完了させる。そして、本当に自分の向き合うべき問題に向き合っていく。片付けはたんなる手段であって、それ自体が目的ではありません。本当の目的は、片付けたあと、どう生きるかにあるはずだと思いませんか。

片付けとは、「モノを通して自分と対話する作業」である。

 片付けは、単に部屋を綺麗にするだけの作業ではなく、自分にとって「なにが大事か?なにがときめくか?」を1つ1つ確認する作業だと、近藤さんは言います。

片付けで大事なことは、「捨てる」作業

そして片付けは、「捨てる」と「所定の位置に戻す」の2つの作業で構成されます。その中でも、「捨てる」作業が最も大事だそうです。片付けてもすぐにリバウンドしてしまう人は、「捨てる」作業を飛ばして、モノを移動させているだけなので、すぐ散らかってしまうのです。

「捨てる」か「残す」かの基準は、トキメキを感じるか

そして捨てるか、残すかの基準は、そのモノに触ったときに「トキメキ」を感じるか?だと近藤さんは言います。カテゴリー毎に全てのモノを床に並べ、「そのモノが部屋にあったらときめか」を基準にどんどん整理していきます。

トキメキを感じるか?と1つ1つ自分の心と対話する

片付けを始める前に、「どんな部屋になれば、自分はワクワクするか。幸せか」をイメージすることが大事です。イメージした上で、1つ1つのモノを仕分けしていきます。そして、最終的に残ったモノが「自分の人生にとって大事なもの」なのです。それらのモノに囲まれることで、毎日がハッピーにときめくのです。

 

私もこの本を読んですぐに部屋を片付けました。本も計300冊ほど捨て、50冊ほど残しました。まだ捨てられる気もしますが、自分がなにを大事にしているか、それを常に整理しながら、部屋と心をデトックスしていきます。

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

 

 

 

 

良い習慣が行動を支配し、人生を成功へと導く

習慣の持つ影響力に関心を持ち始めた時、GMO熊谷社長のこの言葉に出会いました。

 「目標や、意思なきところに、行動は無い。」
 「行動は、習慣を作り」
 「習慣は、人格を作り」
 「人格は、運命を作る」

第1回 「習慣は人格をつくり、人格は運命を作る」 :THE FOUNDER(第3期):人生を変えた10の言葉:VentureNow(ベンチャーナウ)

 習慣の持つ影響力は、凄まじいです。人はみな、何気ない習慣の積み重ねで生きています。

朝もうちょっと寝たい・・ギリギリの時間に起きて出社する習慣の人と、毎朝出社前に1時間ほど読書し、栄養バランスのとれた食事をしてから出社する習慣の人では、3年後に仕事の成果や、健康状態に大きな差が生まれているでしょう。

また、すぐに人のネガティブな側面を見つけ、揚げ足をとる習慣の人と、相手の良いところを見つけ、笑顔で接する習慣の人とでは、数年後の人望や評価は大きく差が開くでしょう。

このように、人生は選択の連続であり、その選択=行動の9割は習慣に支配されています。なので、成功したければ成功する習慣を持つ必要があるのです。習慣を決してなめてはいけません。

7つの習慣-成功には原則があった!

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  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本
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まんがでわかる 7つの習慣

まんがでわかる 7つの習慣

 

 なりたい自分を想像し、それを達成するためにはどんな習慣を持つ必要があるのか。小さな習慣も含めて、見直す必要があります。週一回は見直したいくらいです。

また成功者の習慣を研究することも大事です。以下は、多くの成功者に共通する習慣のTOP3だけあげておきます。

1)圧倒的に早起きして、自分のために時間を使っている

スタバの社長や多くの成功者が、朝4時半という驚異的な早さで起き、運動、食事、読書やメールを7時にはすでに終わらせているそうです。そして、みんなが起きる7時過ぎにはすでに出社しているらしいです。

早起き習慣だけで、すでに成功の道を走っていると言えるでしょう。

2)読書習慣を持つ

限られた時間の中で多くのことを学ぶには、読書は欠かせません。経験だけで全てを学ぶのは不可能でしょう。成功者はそれを知っているので、どんなに忙しくても読書の時間は確保しているそうです。

3)運動習慣を持つ

運動はストレス発散になります。また、運動による有酸素運動には、脳細胞を活性化させ、良いアイデアを多く生む手助けをすると言われてます。毎日30分でもいいので、運動習慣をもつことは大事でしょう。

 

良い習慣を持ち、成功する人生へドライブをかけたいです。

7つの習慣-成功には原則があった!

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一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?

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 ▼合わせて読みたい 

 

 

 

 

 

 

 

 

【国際情勢のリアル】平和ボケから脱却せよ!世界を動かす11の原理

先日読んだ北野さんの著書「プーチン最強講義」があまりに衝撃で、面白く、勉強になったので、北野さんの最新作「日本人のしらない、クレムリンメソッド~世界を動かす11の原理」を読みました。

今回も圧倒的に面白かった!しかも勉強になり過ぎて、頭がパンクしそう。すぐに読んでよかったです。

以下、本書を読んだメモです。

世の中の真実を見抜く眼力を身につけろ

世の中は不都合な真実で溢れ返っており、不都合な真実はその利権を握る一部の権力者に捻じ曲げられ、平和ボケした我々のもとには届きません。しかもIT化により、ものすごく変化の激しい現代において、真実を見抜くことはさらに難しくなってます。

しかし、こんな時代だからこそ、世の中の真実を見抜く眼力が必要です。北野流11の原理を理解することで、その眼力を身につけることができます。

個人も国も、自らの利益のために行動している

もちろん、自らの善意で他人の利益のために献身的に行動している人もいるでしょう。しかしながら、上司であれ、会社であれ、その利益を得るために行動しているというのが真実です。

そして、我々はその事実をリアルに認識しないといけません。そうすることで、ニュースでみる安部さんの発言、アメリカや中国の動き、その背後に隠された心の狙い=どんな利益を狙っているのか?という真実が見えてきます。

またその考え方は、ビジネスでも活かされます。交渉の際、相手の意図(=どんな利益を求めているのか?)の真意がわかるので、戦略的に話を切り出し、交渉を優位にまとめあげることができるようになります。

誰も都合の悪いことは言わない。平和ボケした人間をコントロールするなど、権力者や国家からしたら容易い

ニュースをそのまま鵜呑みにしてはいけません。その報道が、たとえ一国の主の発言からでも、本当にそうなのか?と一度疑う姿勢が必要です。不都合な真実を隠すための施策かもしれません。

アメリカがイラク戦争を起こし、フセインを処刑した際、悪の長が裁かれたような報道がありました。しかし、1)大量破壊兵器を保有している 2)アルカイダを支援している という2つの容疑をかけられたイラクですが、それらがアメリカが自らの利権を得るための、身勝手な大ウソだと知ってますか・・・!?

国家も当然ですが、自国の利益(大きくは、お金、平和を得る)のために日々ピリピリと戦ってます。そのために、国民に知られては不都合な事実は隠し、綺麗ごとを報道し、国民は騙されていることが多くあるのです。

平和ボケして、騙されていては、悔しい思いをするばかりです。

 

本書では、世の中の真実を見抜く考え方が知れます。一部の権力者に騙されないように、己を磨きましょう。勉強しましょう!!間違いなく、バイブルにしたい一冊でした。

 

 ▽この本に興味がある方は、下記の本も合わせて読んでみてください

 

世界情勢の真実を知っているか!?政治と経済の本質を学ぶ

最近経済系の本や、新聞を読んでいると、自分は政治や国際情勢のことほんとにわかってないなと感じます。政治や国際情勢の真実を知りたいと、知人におすすめされた「プーチン最強講義」を読んでみました。

読んだ感想としては、これは現代人必読です!学校の教科書にしてほしいほど、最高の良書でした。いや、大げさではなく。

日本がおかれている状況、世界をとりまく構図がスッキリ理解できました。が、そもそもここまで本質的な話を理解してる人ってどれだけいるのだろう・・(この事実を知らないと損しますよ)

 この本、ロシアの首相プーチンが前面に押し出されているタイトルなので、プーチンの本かのようですが、違います(笑)。あのForbesが毎年発表している「世界で最も影響力のある人物ランキング2014 」でもTOP1位に選ばれた、絶対的権力者のプーチンが日本の首相になったら、なにを考え、何をするか?が書かれた本です。かなり辛口でリアルな話満載で面白いですよ!

最も影響力のある人物トップ20

名前肩書
1 ウラジーミル・プーチン ロシア大統領
2 バラク・オバマ 米大統領
3 習近平 中国国家主席
4 フランシスコ ローマ法王
5 アンゲラ・メルケル 独首相
6 ジャネット・イエレン 米連邦準備理事会議長
7 ビル・ゲイツ マイクロソフト創業者
8 マリオ・ドラギ 欧州中央銀行総裁
9 ラリー・ペイジ 米グーグル創業者
9 セルゲイ・ブリン 同上
10 デイビッド・キャメロン 英首相
11 アブドラ・ビン・アブドルアジズ・アル・サウード サウジアラビア国王
12 ウォーレン・バフェット 米投資家
13 李克強 中国首相
14 カルロス・スリム・ヘル メキシコの実業家
15 ナレンドラ・モディ インド首相
16 ジェフ・ベゾス 米アマゾン・ドット・コムCEO
17 フランソワ・オランド 仏大統領
18 ジェイミー・ダイモン 米JPモルガンCEO
19 アリ・ハメネイ イラン最高指導者
20 レックス・ティラーソン エクソンモービルCEO

世界で最も影響力のある人物ランキング2014 :日本経済新聞

 日本が領土問題で四面楚歌・・・いつ戦争が起こってもおかしくない!?

 島国日本は竹島尖閣諸島北方領土などの領土問題を抱えていることは、テレビや新聞でなんとなく理解してました。しかし、実はいつ戦争が起こってもおかしくないくらいに状況はピリついていることが本書で理解できます。

また中国は、「日本には沖縄の領有権がない」と主張しており、尖閣諸島だけでなく沖縄までも支配下に置こうとしているのです。たしかにたまにそんな話を聞いたことあるが、リアルな話だったんだ・・・とこの本を読むと領土問題の深刻さを理解し、ますますニュースが気になり、自分ごと化できました。

いつまでもアメリカ頼りではダメ・・日本人は平和ボケを正すべし!

正直平和ボケだった私は、「アメリカは世界の警察だし、日本と仲が良いから、なにかあったら助けてくれるっしょ」と思ってました。しかし、この本を読むとそれは甘すぎる考えだとわかります。

著者は、こう言います。

アメリカは究極の資本主義国であり、自国の利益のみを追求し、他国を省みない

自国の利益のために国連安保理を無視しイラク戦争を起こした事実などから(そうなんですよ!!知ってましたか?)、「アメリカは自国の利益を追求するために、今は日本と仲良くしている」という認識を持ち、平和ボケを正す必要がある。と本書を読んで感じました。

日本がすすむべき道とは?

日本には「5つの自立が必要」

1精神の自立=自虐史観からの脱却、世界一の教育水準、世界一の道徳心育成

2経済の自律=内需型経済、健全な財政

3エネルギーの自=エネルギー自給率100%

4食糧の自立=食糧自給率100%

5軍事の自立=自分の国は自分で守れる体制作り

著者の北野さんは、日本は上記の「5つの自立が必要」といいます。アメリカの力をかりつつも、虎視眈々と自立への準備を進めておかねば、いつ裏切られるかわからないし、いつまでもアメリカの顔色を伺う状態から抜け出せないというわけです。

またこれらを実現するために、新エネルギーの「メタンハイドレード」「藻油」についての言及も面白かったです。日本にもエネルギー自立への可能性があったんですね。

 

また景気について本質的な話や、アダムスミスの「古典派経済学」、ケインズ理論にまでわかりやすい解説があるので、国際情勢~経済までしっかり理解できる一冊でした。ページ数が多いですが、文字が大きいですし、口語体で読みやすいので興味がある方はぜひ!読んだ後は、世界の見え方が断然変わってきますよ。

 

※経済初心者にはこちらの書籍もおすすめ!世の中の見方が変わりますよ ↓

 

 

 

【お金の基本】投資初心者から経済を深く理解したい人におすすめ書籍!「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」

今年は投資を始めたいと考えてます。その為には、まず経済の仕組みを深く理解する必要があるし、投資に対する考え方を身につけねばならない。そう思って、この本を読みました。

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なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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この本は、外資投資銀行でバリバリやってる著者(「金融日記」という大人気ブログの著者)が、経済の本質をわかりやすい言葉でコンパクトに説明してくれてます。今まで経済のこと勉強してこなかった私でも、スラスラ理解できました。

しかも本書を読んだ後、新聞を読むと色んなことがすんなり理解できてる自分にびっくりしました笑

ファイナンシャルインテリジェンスという武器を身につけよう

 マネーの世界は矛盾することの多い、不思議な世界だと著者はいいます。そんな世界で生き抜く為には、ファイナンシャルインテリジェンスという地図が必要です。

「クレジットカードの高い年会費を払って色をグレードアップするのは、ステータスの高揚感を得るため」「ブランドとは愚か者から搾取するためのマインドコントロール」「都会にいるのになぜ車を所有するのか」などを、シグナリング効果という経済用語を使って、「ようは見栄っ張りをするために金を払ってる」と説明しているのですが、確かになぁ〜と思うことばかりで、めっちゃ面白いです。

またローンで家を買うという、一生に一番大きな買い物をする時にも、お金の知識(ファイナンシャルリテラシー)が無い状態で買うとか、大丈夫か・・・?と。みなさん、ずる賢い人に搾取されないように、ファイナンシャルリテラシーを身につけましょう!自分の身は自分で守らないと、誰も助けてくれませんよ・・・

リスクとリターンをしっかり理解すべき

世の中、どんなことにもリスクとリターンがあります。リスクが高いからダメとかではなく、リスクがあるからリターンがあると理解する必要があります。リスクとは不確実性のことなのです。このあたりの話を、丁半博打や宝くじ、競馬の話とからめて解説しており、面白かったです。

全ての金融商品はDCFモデルで説明できるらしい

私はなんでも理屈で理解せねば、モヤモヤするタイプなので、DCFモデルの説明により、金融全般の話や、経済の仕組みがスッキリ理解がすすみました。

DCFモデルとは、未来のお金と現在のお金の価値を結びつけるディスカウント・レートをつかうことによって、あらゆる金融商品事業の価値を計算する方法です。

これだけ読むと、なんのこっちゃ・・・ですが、わりと簡単な数式で説明でき、これ知っておいたほうが良いです、絶対に!債権や株価、不動産価値、人件費など全てこれで説明できます。

株初心者や経済の本質を理解したい人は、マジでおすすめ!

その他にも、株式会社の仕組みの素晴らしさ、投資をする人は必須で理解したいポートフォリオ理論」「効率的市場仮説」「アセットアロケーションについても詳しく説明されてます。深いところまで解説されているのに、めちゃくちゃわかりやすいです。

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 これからの時代はゲリラ時代、誰も守ってくれる人がいません。自分の身は自分で守らないといけないゲリラ時代です。そんな時、ファイナンシャルリテラシーという地図が正しい方向へ導いてくれるはずです!さぁ、勉強しましょう!

 

経済初心者の方はまずは、こちらの記事がおすすめ!>>

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 株や会社の仕組みを理解するとき、財務諸表の理解があると捗ります。そんなときはこちらの記事がおすすめ!>>

【入門書】経済がわからない社会人はこれを読め!「経済ってそういうことだったのか会議」

経済の勉強をはじめよう。しかも、どうせ時間を費やすなら使えない経済学ではなく、もっと実践的でわかりやすい本はないものか。そう思ってこの本を読みました。実はこの本、あのホリエモンもおすすめしてます!

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
 

ビジネスのことを突詰めればつきつめるほど、世の中のことをいかに熟知してるか、その深さが問われると痛感します。広告マンであろうが、プログラマーであろうが、長く継続して勝ち続ける(ゴーイングコンサーン)を目指すのであれば、本業以外の世の中の本質を理解していなければ、どこかで行き詰ります。

また株をやるにせよ、家を買うためにローンを組むにせよ、経済の動向をしっかり踏まえてから行動する必要があります。

経済の基本的な仕組みを理解して、自分の考えで生きよう!

お金って何?株ってギャンブルなの?税金ってなんで払わないといけないの?世界の警察って呼ばれるアメリカって何がしたいの?ドルとかユーロとかわからない・。アジアが成長してるっていうけど、どゆこと?会社の仕組みって・・?

この本を読めば、このあたりのことが綺麗さっぱりとイメージできるようになります。基本的な社会の仕組みさえ知っていれば、新聞を読んでも解釈できます。自社の動きも自分ごととして理解できます。理解できれば、自分で考え動けるようになりますよ!

小泉内閣を支えた気鋭の経済学者竹中平蔵氏と、広告クリエーター佐藤氏の掛け合いが目から鱗の連続!

 知識はもちろんつくのですが、とにかく読み物として面白いです!佐藤氏がかなり核心をつく質問を投げ、竹中氏がわかりやすく歯に衣着せぬ回答をする。いや、めっちゃ面白いです。

個人的には、東インド会社が最初の株式会社って話の中で、海に出る勇敢な冒険者=起業家で、それを支援する貴族=資本家ってあたりがかなり腑に落ちました。また、アメリカ人がなぜあれほど競争主義で、イノベーティブなのかも腹落ちできました。

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
 

社会のことがよくわからない・・・って不安の方は、ぜひ手にとってみてください。経済に興味がある中学生~大人まで十分に楽しめる一冊です。

 また、これを読んで税金の仕組みをもっと詳しく知りたくなったかたは、次の記事がおすすめです!税金や社会保険のことはしっておいて損はありません。

税金・社会保険のことわからない社会人におすすめ本!「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました」 - 日々ゲリラ日記